【パリ・プラージュ2019】大人向けセーヌ川沿いと子連れファミリー向けラ・ヴィレット貯水池
パリ・プラージュって何?
パリ・プラージュ(Paris-Plages)とは、パリのビーチ(砂浜、浜辺)を意味します。
フランス人は夏になると太陽と海を求めて、日本人からするとありえないくらい長いバカンスに出かける習慣がありますが、経済的その他の事情で行けない人だっているわけです。
そんな人々もバカンス気分を味わえるようにと、夏限定でパリ中心部に人工ビーチをオープンする試みが、当時の市長ベルトラン・ドラノエ(Bertrand Delanoë)氏のもとで2002年7月になされました。
以来毎年開催されるようになり、今年で18回目を数える短い夏の風物詩となっています。
どこでやってるの?
パリ市内に主に二つの会場があります。
- セーヌ川沿い(Rives de Seine):芸術橋(Pont des Arts)〜シュリー橋(Pont de Sully)付近、パリ市庁舎前広場
- ラ・ヴィレット貯水池(Bassin de la Villette)
砂がなくてもビーチっぽい?
先日セーヌ川沿いの会場を訪れてみたら、ビーチのはずが砂がありませんでしたw
パリ中心部に大量の砂を運び入れるのはさすがに大変すぎたのか…数年前から砂ナシになってしまったようです。
ラ・ヴィレット貯水池会場には砂がありましたが、子連れファミリーで賑わっており、なんとなくイメージしてた「セーヌの浜で優雅に読書」って感じじゃありませんでした。
いつまでやってる?
今年2019年の開催期間は、7月6日(土)から9月1日(日)までです。
あと20日ほどありますが、気温がみるみる下がって雨の日も多くなり、すでに夏の終わり感がすごい。
再びパリ・プラージュ日和になるといいけど…。
2019/08/26追記:本日の最高気温33℃、明日35℃予報と絶賛パリ・プラージュ日和再来☆
二つの会場の特色(感想)
1.セーヌ川沿い(Rives de Seine)
ビーチチェアとパラソル、バー多めで落ち着いた雰囲気。
背後の喧騒が気にならなければ、
おだやかにたゆたうセーヌの水面と河岸の景観を眺めつつ、ほろ酔いでゆったり読書などできます。
入場やポジショニングは無料。
自由に飲食物を持ち込んでピクニックも可。
2.ラ・ヴィレット貯水池(Bassin de la Villette)
こちらは子連れファミリー向けな感じで、水上アクティビティが充実しています。
目玉はセーヌ川につながる貯水池を区切った、水深各40cm、1.2m、2m(!)の三つのプール。
普段セーヌ川での遊泳は禁止されているので、セーヌ川で泳げる絶好の機会…!
といえば響きはいいですが、実際には暗く緑色に濁った水を前に、泳ぐ気にはなれないかと思います。。
(水質検査で遊泳基準は満たしており、プレハブの脱衣所やお手洗い完備、監視員も常駐のちゃんとしたプールです!)
どちらも訪れてみての感想
どちらの会場もよく工夫されていて、入場無料なのに充実度がすごいです。
パリでも楽しいバカンス気分を満喫できるように…とのパリ市の愛を感じました。
観光で訪れるならアクセスしやすいセーヌ川沿いがおすすめですが、子供だったらラ・ヴィレット貯水池のアクティビティは楽しいだろうな〜と。
機会があればぜひ訪れてみてください。
パリ・プラージュ(Paris Plages)2019開催情報:期間、時間、住所など
【パリ・プラージュ(Paris Plages)2019開催情報】
期間:2019年7月6日(土)~9月1日(日)
時間:
- セーヌ川沿い:毎日10:00〜20:00
- ラ・ヴィレット貯水池:日曜日〜木曜日10:00〜22:00/金曜日、土曜日10:00〜0:00(プールは11:00〜20:00)
住所:
- セーヌ川沿い:Parc Rives de Seine
- ラ・ヴィレット貯水池:Bassin de la Villette
公式HP:https://quefaire.paris.fr/parisplages
入場料:無料
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