なぜかキュンとくる可愛いフランス語単語12選

フランス語便利なフランス語

可愛いとしか思えない単語

その美しい響きで名高いフランス語。

一方、美しいというより可愛いとしか思えない言葉もたくさん潜んでいます。

いまだに見たり聞いたりするたびに、ひそかに「かわええ…」とキュンキュン萌えている単語(笑)をご紹介したいと思います。

※小見出し()書きは不定冠詞(単数、一部複数)付きフラ語表記

ポンプルムッス(un pamplemousse)

【意味:グレープフルーツ】

スイーツみたいなオサレすぎるお惣菜

英語と似ても似つかぬ、想像の斜め上を行く単語。
共通点は、長いことくらいでしょうか?笑

インパクトが強すぎて、一瞬で覚えてしまいました。

ピジャマ(un pyjama)

【意味:パジャマ】

初めて聞いたときは、
「えっ、ジャマじゃなくて??」と困惑しました。笑

辞書を引いてみると、たしかにではなくジャマ。

なまってるみたいで可愛い…と思ってしまいます。

アムステール(un hamster)

【意味:ハムスター】

フランス語では“h(アッシュ)”を発音しないので、こうなってしまいます。

なお、愛用している無料オンライン辞書「Glosbe」の例文トップに記載されていたのが

Mon hamster a un testicule enflé.

ハムスターの金玉が片方肥大しています。

出典:オンライン辞書Glosbe -hamster

で吹き出しましたw
(ほかにもっと適切な例文があるはず)

オワゾ/デゾワゾ(un oiseau / des oiseaux)

【意味:鳥】

鳥の複数形(des oiseaux)は、不定冠詞の複数(des)の直後に母音(oiseau)が続くため、リエゾンして「デワゾ」と読みます。

小鳥が群れをなして飛んでいるのを見て、おわぞ!おわぞ!言っていたら、
身近なフランス人に「ちゃんと冠詞をつけてデゾワゾって言わくちゃ!」と、たしなめられてしまいました。

日本語は冠詞の概念が希薄ですが、英語と同様、フランス語は原則冠詞必須(例外あり)で、これによって名詞の性と数のほか、いろんなニュアンスを表現します。これ大事。

エリソン(un hérisson)

【意味:ハリネズミ】

日本語では「ハリネズミ」、英語では「ヘッジホッグ」、フランス語では「エリソン」になります。
てんでバラバラw

はじめは「エリソン…ハリネズミ…」と関連付けるのに苦労しましたが、いまではエリソンと聞けば、一発であの愛くるしい姿を想起できるようになり、お気に入りな単語。笑
(ただハリネズミ好きなだけ)

しかもなんとなく一般的な普通名詞というより、名前(固有名詞)っぽい。
ハリネズミのエリソン君、みたいな。

ポム(une pomme)

【意味:リンゴ】

お弁当におやつに、フランス人がリンゴを丸かじりしているマンガみたいな光景は健在です。

フランスのリンゴは小振りだからこそ。
日本のふじりんごみたいな大きさだったら、厳しかったでしょう。

なおバリエーションも可愛らしく、

  • ポム・ドゥ・パン(une pomme de pin)→松ぼっくり(松笠)
  • ポム・ドゥ・テール(une pomme de terre)→じゃがいも

の意になります。

松のリンゴ…(松ぼっくり)、地面のリンゴ…(じゃがいも)。

どちらもリンゴではないんですが、なんとなく分からないでもない。

べべ(un bébé)

【意味:赤ちゃん】

英語のベイビー(baby)がなまった感じがするのと、二回繰り返すと可愛くなるの法則(?)。

例)タンタン、ミュウミュウ、シャンシャン、リーリー etc.
シャンシャンはおなじみ、2017年6月に父リーリーと母シンシンの間に誕生した上野動物園のジャイアントパンダですね。

同年8月にフランスでもパンダの赤ちゃん(ユアンメン)が生まれ、シャンシャンと比べて風貌や性格がワイルドだと話題になりました。

ウィ(Oui)

【意味:はい(Yes)】

日常生活でじつによく使う言葉ですが、フランス人が「ウィ!」とか「ウィ〜!」と言っているのを聞くと、いまだに可愛く聞こえてしまいます。

たまに「ウェ〜」とか崩して言っている人もいますが、真似しないほうがいいでしょう。

シュシュ(un chouchou)

【意味:お気に入り】

単数形のシュ(un chou)は本来「キャベツ」の意ですが、なぜか「可愛い」の意も。

でもってシュシュ、と二回繰り返して「お気に入り」の意になります。
「先生がえこひいきしている生徒」とも。

パピヨン(un papillon)

【意味:ちょうちょ】

パピヨンといえば、私の中でのイメージは完全に

なんと本当に耳の形が蝶の羽に似ていることから名付けられたらしく、原産国はもちろんフランス。
あのマリー・アントワネットにも飼われていたとか。

パラプリュイ(un parapluie)

【意味:傘】

初見の率直な感想は「長!」。

pluie(プリュイ)は雨を指すので、ここさえ押さえてしまえば、覚えるのは案外むつかしくありません。

パリLe Village Royalの
アンブレラ・スカイ・プロジェクト
(〜2019年6月末)

アンスタ(Insta)

【意味:インスタグラム】

フランス語のinは「アン」と発音します。
(もうちょっと言うと「エ」の口の形で「アン」と発音するので「エン」寄り。エンスタ?)

やはり「インスタ」みたいに省略するので、「ンスタやってる〜?」みたいに使います。

こちらではあまり流行っていないと聞いたけど、周りのフランス人は結構やっている人が多い。

 

以上、なぜかキュンとくる可愛いフランス語単語12選でした。