スリ大国フランスでお財布代わりに使っているもの

カバンの中身スリ対策

お財布もどきを新調

お財布はこれまで、小さな布ポーチで代用していました。

フランス、とくにパリはスリが多いのでちゃんとしたお財布は防犯上、持ち歩きたくなかったからです。
かといってチェーン付きのトラベル仕様のものはそろそろ卒業したいし…。

だったら、お財布に見えないものでよくね?
ロクシタンのペラペラ布ポーチ(ハンドクリームのオマケ的な)に必要最小限の現金を入れていました。

これならバッグ内にスリの手が及んだとしても、財布とは認識されずに魔の手を逃れるかもしれないし、明らかに大金は入ってなさそうだから、買い物するときに見られていて「後でスろう」などとロックオンされる心配もないだろうし!

日本で愛用していたコンパクトな本革財布は、一時帰国のとき円専用として使う予定です。



さいわい渡仏から数ヶ月スリに遭うこともなく平和に過ごしていますが、例の布ポーチ(ユーロ専用)がヘビーユースに耐えかねてだいぶくたびれてしまい、パン屋さんで出すのもはばかられる有様と化したので、新調することにしました。

ルーヴル美術館の地下にあるデルフォニックスで、2種類のカード入れを購入。

多少
お財布っぽさがなくもない…?
  • 写真右のカードケース:お財布
  • 写真左のクリアケース:カルネ(きっぷ)入れ

として使います。

即座にサンチームを出せない

さて中身を詰め替えるにあたって、旧布ポーチにサンチーム(1ユーロ以下のコイン)がズッシリ溜まっていて困りました。
お会計のとき、なかなか出せずじまいだったからです。

細々としたサンチームを放出するためには、
店員さんが早口(フラ語)で読み上げる総額を、サンチーム単位まで正確に聞き取る必要があります。
仮に聞き取れたとしても、硬貨の種類をパッと見分けるのは、いまだに至難の業。

モタつきたくないので少しでも迷ったらあきらめ、
ユーロ単位までは気合いで聞き取り、紙幣と1・2ユーロ硬貨(このふたつは目立つのですぐ分かる)で乗り切るということを続けた結果、サンチーム硬貨の出番はナカッタというわけです…。
(カードで払えよ、というツッコミはなしで)

ざっくり仕切りがあると助かる

旧布ポーチは財布らしからぬビジュアルでペラペラ、羽のように(?)軽い点が気に入っていましたが、やはりちょっと貧相で、仕切りもないので取り出しにくいのが難点でした。

新カード入れはスリムなデザインながら、内部にちょっとした仕切りがあっていい感じです。

真ん中に紙幣、奥にユーロ硬貨、
手前にサンチーム硬貨を入れよう〜

スムーズに開閉するYKKのL字ファスナーの使い心地も◎

爽やかなパステルオレンジ(コーラルピンク)も気に入っています。
オレンジ・コーラル系はパーソナルカラー的に鬼門なんですが、こういう淡いニュアンスカラーなら大丈夫。

大事なお財布は持って来ないで

旅行などでパリを訪れる予定のある方は、愛用中の大事なお財布は持って来ないでください!
万一スられたら大変なことになるし、せっかくの思い出が台なしになってしまいます。

スリ対策のチェーン付き旅行用財布とか、カード入れとか布ポーチとか何でもいいので
トラベル専用のものを用意していただいて、

  • クレカ1枚(予備クレカは別のケースに)
  • ユーロ&日本円少々

など中身も必要最小限に留めることをおすすめします。

カバンの中身スリ対策

Posted by lamanne