【パリ2区】大好物の鴨のコンフィ×シャンパンのマリアージュ。カナール&シャンパーニュ(Canard & Champagne)

レストラン・ビストロ・ブラッスリー2区, シャンパーニュ

人もまばらなとある日曜の夜、
念願のレストラン、
カナール アンド シャンパーニュ
(Canard & Champagne)
を訪ねました。

NHKの語学番組、
旅するフランス語で
常盤貴子さんが
訪れたのを観て以来、
ずっと行きたいと願っていた
レストラン。

コンフィ・ドゥ・カナール
(鴨のコンフィ)
が大好物で、
ワインよりもシャンパン派
な身としては、
外せないお店でした。

日曜夜は閉まっているお店が多く、
ひっそりしています

可愛らしい
パサージュ・デ・パノラマ
(Passage des Panoramas)
という通りの一角に、
お店はあります。

さりげなくセンスが光る、
こざっぱりとした
落ち着く店内。

お客さんがいたので
写真は遠慮しましたが、
壁一面の喜劇俳優
故ルイ・ド・フュネスの
名場面@パリ大混戦
LE GRAND RESTAURANT
(1966年)
もいい味出してます。

ルイ・ド・フュネスの作品は、
2、3作観ただけですが大好き。

イヤなやつを演じることが多い
小柄なおじさんですが、
そこはフランスが誇る名優、
ユーモラスでどこか品があり、
憎めない感じです。

世界各国のガイドブックに
掲載されているのか、
アメリカやスウェーデン(?)
からと思しきお客さんが
数組いました。

店員さんは
観光客慣れしている様子で、
率先して英語メニューをくれたり、
フレンドリーかつ親切な対応で
好感度大。
ダンサーみたいな身のこなしも
洗練されていて素敵です。

メニューは基本的に、
前菜、メイン、シャンパーニュ1杯
で35€から選ぶ感じ。

シャンパーニュ2杯なら45€、
3杯&デザートなら65€です。
フライドポテト、季節のピュレ、
季節のお野菜付き。

悩んだ末、2杯目は
シェアすればいいかと(汗)、
シャンパーニュ1杯と2杯のコース
をそれぞれオーダー。

2杯目のロゼ
(Champagne Lallier Rosé Grand Cru)

まずはお待ちかねのシャンパン。

よく冷えていて、
繊細な泡が立ち上る
黄金色のシャンパンを
じっくり味わいます。
期待を裏切らない美味しさ!

美味しいとしか形容できない、
造詣のない自分が恥。
ちょっとずつ詳しくなりたい。

前菜はオニオンスープを。
これがもう一口で
目を見開くほど絶品でした。
飴色玉ねぎのスープは
自然の甘みたっぷりで、
コリアンダー(パクチー)
がいい仕事してます。

玉ねぎの豊かな甘みと、薫り高いパクチーがベストマッチ

相方のメインの鴨肉のフィレ。
お肉の旨みが
ダイレクトに伝わってきます。

季節のピュレはさっぱりとした人参
季節のお野菜はナスやパプリカの炒めもの。
絶妙な味付け

お待ちかねのメインディッシュ、
コンフィ・ドゥ・カナール。

たしかに
美味しいんだけど、
ちょっとばかし塩辛かった…?
大好物なだけに
舌が肥え過ぎてしまった??

当日はたまたま
塩加減が強気だったのかも。笑
いつか再チャレンジを誓います。

大好きな鴨のコンフィとシャンパン
の組み合わせがいただけて、
感じのいい
オシャレでカジュアルな
レストラン。

量もこのくらいがベスト。
大満足だったので、
ぜひ再訪したいお店です。

カナール&シャンパーニュを日本語で予約する


ときに一般的なコースって、
よほど腹ペコで行かないと
量的に
キビシイことが多いです。

どんなに美味しくても、
いや美味しいだけに
後半はお腹いっぱいで
切なくなることが多い…。

締めはエスプレッソで。
食後の満足がカフェインに優先します。笑

ちなみに昨年まで
NHKで放映されていた
常盤貴子さんの
旅するフランス語」。
賛否あったようですが、
わたしは楽しみに観ていました。

パリの雰囲気に合った
頑張りすぎない(?)オシャレで、
楽しそうに
「旅人」を務めている姿が
素敵でした。

こういう日本の番組が
自由に観られないのは、
ちょっとさみしいです。

【Canard & Champagne(カナール&シャンパーニュ)店舗情報】
住所:7 passage des panoramas, 75002 Paris
営業時間:月曜日12:00〜14:30/19:00〜22:15、
火曜日〜土曜日12:00〜14:30/19:00〜22:30、
日曜日12:00〜15:30、19:00〜22:00
公式HP:https://www.frenchparadox.paris/
予約:このお店を日本語で予約する

※最新の情報は公式HPなどでご確認ください。