【国際線・機内持ち込み】液体物ポーチ大公開!〜こんなモノも制限対象です〜
国際線の液体物制限には要注意
機内への液体物の持ち込みは、国際線では厳しく制限されています。
具体的には、すべて100ml以下の容器で計1L以下、ジッパーやファスナー付きで縦横計40cm以内の透明プラスチック袋にまとめねばならぬ(一人一袋まで)という決まりがあります。
「200ml容器だけど、中身は半分以下なんじゃー!」
とかいう言い訳も通用しないようで。
残量にかかわらず、容器は一個100ml以下厳守です。
(日本の国内線は、これほど厳しくないです)
かつてペットボトルのスポーツドリンクを装い、爆薬を持ち込んだ輩がいたからこうなったそうで…。
厄介ですが、安全のためにはしかたないですね。
つい最近も、保安検査場で高そうな化粧品ボトル(100ml超)を没収されて、途方に暮れている女性を目にしてしまい、胸が締めつけられる思いでした。
機内に持ち込まず、預け入れる荷物(スーツケースなど。いわゆる受託手荷物)には上記のような制限はないので、あらかじめそちらに入れておけば問題ないのですが、預け入れ荷物がない方、機内であれこれ使う方は要注意です。
以前はわたしも大型スーツケースを預け入れていたのですが、最近はバックパック一歩手前の大きめリュックサック+小さめショルダーバッグ一丁(すべて機内持ち込み)で近隣諸国に出かけているため、滞在期間中に使う液体物はすべて、液体物ポーチ一つにまとめねばなりません。
(くどいですが預け入れ荷物があるなら、そちらに入れれば大丈夫です)
個人的な液体物ポーチと中身
愛用中のポーチ
わたしの液体物ポーチは、こんな感じです。
無印良品 TPUクリアケースは、公式サイトに「日本発国際線の、航空機客室への液体物持込制限ルール対応」とあるので(外国当局よる別の規制がある場合は保証しかねるとも…)、こちらを数年来愛用しています。
いまのところ、これでダメと言われたことはない。
べつにジップロックでもOKなんですけどね。
こちらのが見た目がいいのと、形状を保ってくれて防御力もある気がします。
↑デザイン違うけど、このサイズ(約12×18.5×4cm・マチ付)です。
中身リスト(内訳&容量)
でどんなものを入れているのかといいますと、数えてみたら以下の14点でした。
※容量は基本的に、使用中の商品パケに記載のとおりです。フェイスクリームとCCクリームのみ概算
【コンタクトケア】
- 洗浄液(レニュー)60ml
- 目薬(ロートリセコンタクト)8ml
【スキンケア】
【ボディケア】
- ハンドクリーム(パニエデサンス)10ml
【リップケア】
- グロス兼リップクリーム(Diorリップマキシマイザー)6ml
【デンタルケア】
- 歯磨き粉(マービス)25ml
【ヘアケア】
【ベースメイク・ポイントメイク】
- マスカラ(タルト)4ml
- リキッドコンシーラー(ナーズ)1.4ml
- フェイスクリーム(コーダリー)約3.5ml
- CCクリーム(IT Cosmetics)約3.5ml
【香水】
- 香水(無印アトマイザー)4.8ml
合計(14点): 401.2ml
結構重いと感じてたけど、上限1Lの半分もいってなかったと判明。
けど、これ以上は物理的に入らないのでむり。
ファスナー閉まらないとNGですからね。
意外と見落としがちな液体物
液体物と聞いて、化粧水とかならイメージしやすいと思うのですが、「意外と液体物」なものも多いです。
上記の中身リストのうち、見落としがちなものとしては、
- 目薬
- グロス
- 歯磨き粉
- マスカラ
- リキッドコンシーラー
- 香水
あたりでしょうか。
これらも液体物として取り扱われるので、ひとつにまとめる必要があります。
ショルダーバッグやコスメポーチ、バスルームポーチとかに散在していてはNG。
明らかに液状のものだけでなく、ジェル状、練り状、半固形物なども液体物として取り扱われます。
ヘアスプレー(エアゾール)、シェービングフォームなんかも、液体物に相当します。
意外と液体物じゃないやつ
「なんでもかんでも液体物やないか…ひとつにまとめるなんで不可能だわ!」
と叫びたくなってきますが、意外とそうでないものもあります。
メイク落としシートやウェットティッシュは、制限対象外。
シート状なら大丈夫みたいですね。
かさばるメイク落としは、重量的にもシート状のものが正義かもしれません…。
スティック状のリップクリームや口紅も、固形物として制限対象外です。
パッキングのコツ
詰替容器として使っているもの
基本的にひたすら100ml以下のトラベルサイズ・ミニサイズをそろえて、難しい場合のみ詰め替え容器を使っています。
詰め替え容器として使うのは、
- クリームケース(50ml)1個
- コンタクトケース複数個(日程に応じて)
のみ。
(無印のアトマイザーは普段から持ち歩くのでカウントしません)
上記写真の場合、以下のものを詰め替えています。
- 右のクリームケース:ヘアトリートメント(ざっくり5泊分)
- 左のコンタクトケース(2個):白はフェイスクリーム、青はCCクリーム(前半2泊分、後半3泊分で2個)
コンタクトケースは、液体物詰め替えの強〜い味方です。
小さいながら漏れにくい構造になっているのと、二つあるので、少量のクリーム系ならおまかせ☆
(フタをきっちり締めるのをお忘れなく)
わたしの場合はフェイスクリームとCCクリームですが、下地やリキッドファンデを詰めてもいいでしょう。
ちなみにフランスには百均がなく、詰め替え容器は存在するもののバカ高いので、そういう点でも洗浄液を買えばかならず付いてくるコンタクトケースは非常にありがたい存在です…!
入り切らない場合の裏技(一人旅除く)
中身リストには載せていませんが、じつはもう一つ必要な液体物がありました。
髪の毛が乾燥しやすいので、ドライヤー前&ちょっとしたワックス代わりに、アウトバスヘアトリートメントは必須。
(↓これなら機内持ち込みできて、中身もこぼれにくそうでいいかも。@コスメランキング3位)
しかしすでにご覧いただいたように、わたしの液体物ポーチはパンパンなので、こういったトリートメントを押し込む余地など、どこにもありません…。
どうしているかというと、、
パートナーの液体物ジップロックに混ぜてもらってます!!(ずるい)
トリートメントを負担してもらう代わりに、歯磨き粉やプラグアダプターはわたしだけ持って行って、二人で使うなどしています。
一人旅の場合は残念ながら使えない技ですが、同行者と荷物をシェアすることで全体の荷物を減らすパッキング・ハック(かっこよく言うと)は、アリだと思います。
以上、国際線の機内持ち込みにおける液体物制限についてでした。
保安検査場でアタフタすることなく、すべての液体物がひとつにまとまった透明ポーチを、涼しい顔でスッと取り出したいですね。笑
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