【ラデュレパリ】超簡単。フランス語でのマカロン注文方法&おすすめフレーバー(Ladurée)
ラデュレは私の中で、見た目がカワイイだけの色付き砂糖菓子という、マカロンに対する誤ったイメージを一掃したブランドです。
ラデュレのマカロンは可愛らしいだけでなく、実力派なんです。
甘さはあくまでも控えめで、各フレーバーの上品で複雑な香りが優位に立ちます。
口の中にしつこくとどまることなくホロホロと崩れて溶け、香りの余韻を残しつつはかなく消えゆく、クッキーでもメレンゲでもない独特の食感。
マカロンの黄金比(?)とでも言うべきコロンと丸い絶妙なサイズ感、カラフル but ナチュラルでどんな組み合わせをチョイスしても映えます。
あまりに優美で手の込んだお菓子なので、ケーキよりずっと小さいにもかかわらず、紅茶のお供に一つ食べるだけでも満足感がすごい。
少女趣味だと食わず嫌いせずに、ジュエリーみたいに丁重に扱われているのをバカバカしいなどと思わずに(?)、ぜひそのマカロンを賞味してみてください。
東京にも店舗はありますが、できれば本場パリにて。
店頭で使えるフランス語
フランス・パリのラデュレは、パンフレットにさりげなく日本語が添えてあるなど、かなり日本人観光客を意識しており、片言の英語や指差しでも何とかなります。
一方、観光客には慣れているだろうけど、片言英語と指差しに対応する店員さんはちょっと大変そう。
笑顔や謙虚さがあればまだいいですが、挨拶もそこそこに無表情で注文されたら、内心いい気はしないでしょう。
フランスは挨拶を重視し、店員さんとのコミュニケーションも大切にする文化だからです。
ちょっとしたフランス語や注文方法をマスターしておくと、お互いに気持ちよくお買い物できると思います!
基本フレーズ
たとえばローズ、レモン、ピスタチオのマカロンが欲しい場合は、以下のように言います。
Bonjour. ボンジュー
Trois macarons, s’il vous plaît. トホワ マキャホン、シルヴプレ
Rose, Citron et Pistache. ホーズ、シトホン エ ピスタッシュ
こんにちは。
マカロン3個お願いします。
ローズとレモン、ピスタチオです。
〜 補足 〜
- rの発音はやや難しく、ル行ではなくハ行か発音しないくらいのほうが、伝わりやすいでしょう
- 英語と違い、複数形のsは発音しません
- 挨拶は朝&昼はBonjour(ボンジュー)→ 夕方&夜はBonsoir(ボンソワー)になります
つまり、以下のように挨拶→合計→内訳の順で伝えるわけです。
①挨拶:Bonjour.(こんにちは。)
②合計:合計X個のマカロン, s’il vous plaît.(お願いします。)
③内訳:フレーバー1, フレーバー2, … et (and) フレーバーX.
内訳よりも先に合計の個数を伝えるのは、それによって箱や袋など、マカロンを収めるモノの種類やサイズが決まるからです。
たとえば6個入りの箱を選べば、店員さんはその箱を手に取り、注文するフレーバーをピックアップしていってぴっちり詰めてくれます。
2個とかなら、小さな紙袋に入れてくれます。
なので
メニューとにらめっこして、コレとコレと…全部で○個買う!とあらかじめ決めておくのがいいでしょう。
え〜っとアレとソレ、コレもいいけどやっぱ止めてこっち…とかやっていると、
「結局おいくつ??」
「あっ、どのフレーバーでしたっけ…」
となりかねません。
挨拶はマスト
挨拶はすごく重要視されているので、開口一番のボンジュー(夕方〜ならボンソワー)!は必須になります。
いざカウンターを前に頭が真っ白になったとしても、Bonjour. だけでも言えればまずまずです。
あとは英語なり、ジェスチャーなりでも通じ合えるでしょう。
挨拶を忘れて小難しいフランス語を話し出すよりかは、よっぽど好印象だと思います。
その他便利なフレーズ
余力があれば、以下のようなフレーズを覚えておくと便利です。
【以上です】
Ce sera tout. ス スハ トゥ.
→お会計前に、Et avec ceci ? エ アヴェク ススィ?(ほかにご注文は?)と聞かれることが多い。
【フランス語は(じつは)あまり分かりません】
je ne comprends pas bien le français. ジュ ヌ コンプハン パ ビヤン ル フランセ.
→フランス語で注文してしまうと「おっ、分かるんやな」と思われて、あれこれ言われて「???」となることも。
【さようなら】お会計後、去り際に。
Merci. bonne journée! Au revoir. メッスィ. ボンジョルネ!アヴァ.
→直訳すると「ありがとう。よい一日を!さよなら。」
余計な単語がいっぱい並んでるな?と思われるかもしれませんが、セットで言われることが多いため、ひとまとめにして覚えてしまいましょう。
覚えきれない場合は、店員さんの言葉をそのままリピートすればOK。笑
お会計後やお店を出る際に、たいてい上記のような言葉をかけてくれます。
おすすめフレーバー
好みは人それぞれですが、ご参考までに私のおすすめをご紹介します。
パーマネントフレーバー(スタメン)の個人的なイチオシは、フルール・オランジェ(Fleur d’Oranger)。
(フランス語の発音はフルー ドハンジェ)
断じてオレンジではなく、色からして乳白色に近いオレンジのお花フレーバーです。
控えめなお花の香りがふんわりと鼻に抜ける極上のマカロン。
ラズベリー(Framboise, ファンボワーズ)や、ローズ(Rose, ホーズ)も香りがよくておすすめ。
季節限定フレーバーで感動したのは、ラベンダー(Lavande, ラヴァンドゥ)です。
上品な芳香が鼻にすーっと抜けていき、一瞬にして心は富良野のお花畑に飛びます(イメージ)。
フレッシュで繊細なラベンダー風味に酔いしれること請け合いです。
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