お土産にも◎フランス生活で愛用している調味料 その②スパイス、ブイヨン

スーパー・マルシェモノプリ, 調味料, パリ土産

フランス生活で愛用している調味料紹介②、ペッパーなどのスパイスとブイヨンです。

スパイス

スパイス(香辛料)は、主にペッパー(胡椒)、唐辛子、シナモン、ナツメグを使っています。

ミル付きペッパー2選。ミックスペッパー&トリオ

Comptoirs et Compagnies ミックスペッパー

日本で胡椒といえば、吸い込むと盛大にくしゃみが出そうなパウダータイプが一般的ですが、個人的には、何が何でも粒胡椒をミルで挽きたい派。
風味が全然違いますからね。

日本のスーパーでも、ギャバンのミル付きタイプが買えますね。

こちらの素敵すぎるミックスペッパー。

ザ・ミルなシルエットの透明な容器に、カラフルなペッパーが詰まっています。
見た目が美しく、楽しげなだけでなく、中身もオーガニックという実力派。

渡仏直後に近所のBioショップで一目惚れして以来、ずっと狙っていたのですが、決してお安くはないので、長いこと躊躇していました。

でもやっぱし買ってよかった。
料理の仕上げに、こちらをガーリガリと挽く喜びは、何ものにも代えがたい…。

以下5種類のペッパーをブレンドした粗目の粉(調節可能)が出てきます。

  • ロングペッパー(ヒハツ)
    →胡椒そっくりの長いスパイス。ユニークな辛味とシナモンぽい香り
  • グリーンペッパー(緑胡椒)
    →未熟な実を乾燥させたもの。フレッシュでフルーティーな辛味
  • ブラックペッパー(黒胡椒)
    →完熟前の実を乾燥させたもの。強い辛味
  • ホワイトペッパー(白胡椒)
    →完熟した実の皮を取って乾燥させたもの。マイルドな辛味
  • ピンクペッパー
    →たぶん、、コショウボクの実。マイルドな辛味で爽やかな香り

胡椒の元になる実は、未熟→緑、完熟前→黒、完熟→白になるんですね〜。

ロングペッパーとピンクペッパーは、厳密にはコショウとは違うみたい。

ロングペッパーは、紀元前から薬草としても親しまれていたスパイスで、健康・美容効果が高いらしいですね。
日本ではヒハツモドキなるものが、沖縄料理によく使われているとか。

INFO

  • フランス語名:Comptoirs et Compagnies Moulin de Poivre 5 Saisons Bio
  • 容量 / 価格:45g / 19,80ユーロ ※購入当時
  • 購入場所:Bioショップ(BHVの食器・食品売場でも見かけました)

↓日本で買える似た感じの商品

モノプリグルメ 塩・唐辛子・黒胡椒トリオ

こちらもミル付きタイプ。
ペッパーというより、、配分的に、唐辛子と胡椒入りの塩に近いですね。
(塩70%、唐辛子15%、ブラックペッパー15%)

日本の塩胡椒みたいな感覚で、手軽に使えて重宝しています。
ちゃちゃっと挽けば、風味も彩りもUP★

また容器がすばらしくって、絶妙に挽きやすいうえに、上向きでフタ付きなんですね。
ミルってどうしても下向きで、テーブルに直置きするタイプが多いんですが、衛生的にちょっとやだな。っていうのがあります。

こちらは下に向けて挽いたら、上向きに戻してフタをパチッとはめればいいので、ホコリや虫なんかが混入するのを防げます。

モノプリのPB(プライベートブランド)、モノプリグルメ(Monoprix Gourmet)の食品は、リーズナブルで高品質なものが多いのでおすすめです。

INFO

  • フランス語名:Monoprix Gourmet Trio de sel, piment & poivre
  • 容量 / 価格:140g / 4,99ユーロ ※購入当時
  • 購入場所:モノプリ(MONOPRIX)

Ederki エスプレット唐辛子 AOP

面倒くさいとくにこだわりがないときは、上記のトリオ一択なのですが、無性にスペシャルな唐辛子を入れたくなるときがあります。

そんなときに登場させるのが、粉末タイプのエスプレット唐辛子(Piment d’Espelette)。

スペインとフランスにまたがるバスク地方、エスプレット村特産の高級唐辛子で、結構高いやつです。
なのでモノプリで15gの小瓶を見つけた際に、飛びついてみました。

唐辛子ですが辛すぎず、マイルドで甘みがあり、トマトや干し草のような風味…らしいですが、いつもケチケチちょっぴりしか入れないので、ガッツリ実感したことはない。w

AOP(Appéllation d’Origine Protégée)とは、ある産地特有の気候や土壌、伝統製法etc. でないとできないよね!という食品の原産地を保証するもの。
まぁ高品質の証みたいなものです。

このエスプレット唐辛子(AOP)は、一般的な料理に使われるだけでなく、あのボルディエのフレーバーバターに練り込まれていたり、有名ショコラティエのチョコに仕込まれていたりと、守備範囲が広い感じです。

↓ボルディエバターについて語った記事

INFO

  • フランス語名:Ederki Piment d’Espelette AOP
  • 容量 / 価格:15g / 3,71ユーロ ※モノプリでの購入価格を忘れたので、公式サイトの価格
  • 購入場所:モノプリ(MONOPRIX)

モノプリ シナモン

ごく普通のモノプリのシナモンパウダーです。笑

当初フランス語でシナモンは何ていうのか分からなくて、棚の前でスマホで検索した思い出。
正解はCannelleです。

急に思い立って、朝食にシナモンシュガートーストをこさえたり、オレンジと煮詰めてバニラアイスにかけたり、グリーンスムージーに入れてみたりと、小洒落た使い方してます。

ほんの少量で風味がピリッと引き立つし、甘いものも健康的なイメージに塗り替えて、罪悪感を減らしてくれるやつ。

INFO

  • フランス語名:MONOPRIX Cannelle de Sumatra
  • 容量 / 価格:21g / 1,21ユーロ ※購入当時
  • 購入場所:モノプリ(MONOPRIX)

ALBERT MÉNÈS ナツメグ

お肉料理にとりあえず仕込むナツメグは、こちらを愛用。
ナツメグはフランス語でMuscadeまたは、Noix de muscadeです。

モノプリでは、このALBERT MÉNÈSの瓶入りスパイスがズラリと並ぶ壮観な棚を見かけることが多いです。
一般的なパウダータイプのほかに、ゴロンとした実と小さなおろし金が入っているタイプ(!)の瓶もありました。

実からすりおろす領域にはまだ達していない…。

INFO

  • フランス語名:ALBERT MÉNÈS Noix de muscade moulue
  • 容量 / 価格:80g / 5,69ユーロ ※購入当時
  • 購入場所:モノプリ(MONOPRIX)

(↓日本で愛用していたナツメグパウダー。)

ブイヨン

パリの水道水は超硬水なので、和風の出汁(だし)を取るのが難しいんです。
硬水に含まれるミネラル分(Ca, Mg)がジャマして、昆布などのうま味を引き出しにくいから。

日本で毎日のように引いていた、昆布だしやいりこ(煮干し)だし(お手軽な水出しね)なんかは、めっきりご無沙汰です。

昆布、煮干し、軟水。
どれも手に入れるハードルが上がり(割高、昆布や煮干しはその辺で売ってない)、コスパ△です。

必然的に洋食ばかり作るようになって、お手軽な洋風だし(ブイヨン)を活用してます。

かさばらない・日本のとちょっと違う・安いので、地味にお土産向きでもあります。

Maggi ポトフ用ブイヨン

ザ・ポトフ用のブイヨンです。
味の素KKコンソメの倍くらいある大きめキューブ。

とくに難しいことを考えなくても、
水1Lに適当な食材と、コレを1〜2個ポポンと入れて煮る→仕上げの塩胡椒で、絶品ポトフができます。

INFO

  • フランス語名:Maggi Bouillon KUB Pot-au-feu
  • 容量 / 価格:120g(10g×12個) / 2,19ユーロ ※購入当時
  • 購入場所:モノプリ(MONOPRIX)

Maggi チキンブイヨン

使い勝手がよく、ポトフ用よりも若干安いチキンブイヨン。
半分に割って、砕いて使うことも多いです。

〜使用量の目安〜

  • スープの場合:水1Lに1〜2個
  • グリル(ココット)の場合:お肉や野菜500〜600gに対して、水250mlに1個
  • 炒めものの場合:お肉やお魚、野菜800gに対して1個(砕いて直接入れる)

無脂肪タイプ(Dégraissé)や、25%減塩タイプ(Réduit en sel de -25%)もあります。

INFO

  • フランス語名:Maggi Bouillon KUB Volaille
  • 容量 / 価格:180g(10g×18個) / 1,99ユーロ ※購入当時
  • 購入場所:モノプリ(MONOPRIX)

まとめ

以上、愛用中のスパイスとブイヨンでした。

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紹介した商品再掲

ギャバン ミル付き

オーガニック ミックスペッパー

エスプレット唐辛子 AOP