【海外旅行】荷造り・パッキングのコツ15選。便利グッズもご紹介
数年前から年1〜2回程度とそれほど頻繁に海外旅行しているわけではないですが、その分持ち物や荷造りについては事前の下調べと事後の振り返りを欠かさず、つねにブラッシュアップしてきました。
これまで培ってきた荷造り・パッキングのコツを、便利グッズとあわせてご紹介します。
- 1. 荷造り・パッキング前のそもそも…
- 2. 荷造り・パッキングのコツ15選
- 2.1. コツ① バッグの種類で重心を決める
- 2.2. コツ② 大きいものから詰める
- 2.3. コツ③ 袋に小分けにまとめる
- 2.4. コツ④ 空の袋の重要性。お土産バッグと洗濯ネット
- 2.5. コツ⑤ 洋服はクルクル巻きでクッション化
- 2.6. コツ⑥ かさばる衣類や貴重品は身に着ける
- 2.7. コツ⑦ 下着などの小物は泊数分不要
- 2.8. コツ⑧ 靴はシャワーキャップに包む
- 2.9. コツ⑨ アクセは個装。ピアスはボタンに通す
- 2.10. コツ⑩ 液体物のボトルとキャップの間にラップ
- 2.11. コツ⑪ クリームはコンタクトケース
- 2.12. コツ⑫ 粉物にはコットンを挟む
- 2.13. コツ⑬ 便利なはかりで重量一発チェック
- 2.14. コツ⑭ スーツケースの鍵は自宅の鍵とドッキング
- 2.15. コツ⑮ 同行者とシェアする
荷造り・パッキング前のそもそも…
荷造り・パッキングにかかる時間は?
誰でも単純に詰めるだけなら、30分もかからないのではないでしょうか。
それ以上時間がかかっているなら、
- 何が必要か?考える時間
- あれどこだっけ?と探す時間
- 必要なものを買い出しに行く時間
このあたりが大部分を占めていないでしょうか??
出発前夜にスーツケースを広げて
「これいるかな?」
「あれどこにしまったっけ」
「ないからコンビニ行かなきゃ〜」
とバタバタするのはストレスですし、ムダや漏れも発生しがちです。
さいあくパスポートとクレカさえあれば何とかなるかもしれませんが、現地で困って買い物に奔走することになっては、貴重な時間とお金のロスになってしまいます。。
事前のリスト作りが肝心
スムーズに荷造りするためには、
単純に詰める以外の、何が必要か考える作業を事前に詰めておくのがポイントです。
荷造りの何日か前に1時間くらいまとまった時間で取り組むのがおすすめ。
具体的には、調べたり考えたりしながらオリジナルのチェックリストに落とし込んでいきます。
アプリ、エクセル、手書きのメモ帳何でもOKですが、アップデートしやすいように、手書きであっても最終的にはデータに残しておくといいですね。
上記のようにバッグごとなどあらかじめ枠を作ってから、リストを追加・削除していくといいでしょう。
脳内トリップ
上記のリストは夏×パリ旅行×女子の想定ですが、旅の内容やスケジュールは人それぞれ。
本当に必要なものをもれなく洗い出すには、
脳内予行トリップ
コレです。
荷造りの段階ならスケジュールはだいたい決まっていると思うので、それに沿って、初めから終わりまで脳内で旅をシミュレーションしてみることで、おのずと足りないものが洗い出せます。
面倒がらずに通しでシミュレートしてみると、「意外と見落としてたなー」というアイテムに気づけます。
コーデは事前に決める
かさばるものの代表格が衣類かと思います。
これまた面倒がらずバッグや靴、アクセサリーも含めたトータルコーデを事前に組み、ひと目で分かるように写真かイラストに落とし込んでおくといいでしょう。
あくまで「持って来たけど結局着なかった」みたいなムダを減らすためです。
- 二日くらい同じ服を着回しても問題なし!
- 洋服自体ではなく小物で変化をつける作戦
- 温度調節しやすいように重ね着メイン
上記のポイントをふまえて、効率的なコーデを考えておきます。
荷造り・パッキングのコツ15選
それでは、実際に詰めるときのコツを15ご紹介していきます。
コツ① バッグの種類で重心を決める
バッグの種類によって重心を変えることで、荷物を安定させられます。
【重いものを詰めて重心にすべき箇所】
- スーツケース:ずばり底の方(底にはクッション代わりの丸めた衣類などを)
- バックパック:背中側の上の方(左右のバランスにも配慮する)
- ソフトキャリー:中心のやや下の方(底にはクッション系を厚めに)
最近メインで使っているのはバックパックみたいなリュックなので、うっかり底の方に重いものを入れないように注意しています。
コツ② 大きいものから詰める
まず丸めた衣類などを数点、クッション代わりに敷き詰めます。
その後、靴など大きくてかさばるものからプロットしていきます。
小さくて細かいものなら隙間にねじ込めますが、大物を入れ忘れると全部取り出して再び詰め直すハメになりかねません。。
大きくてかさばるものを詰めたら、その他のものはすぐに使いたいものを取り出しやすい位置に入れるなど、使うときをイメージしながら詰めていきます。
コツ③ 袋に小分けにまとめる
とくに小物は何らかの袋に小分けにまとめてある状態がベストです。
見た目も整然として、取り出しやすくなります。
↓こんな感じで。
【小分け袋の例】
- パッキングオーガナイザー
- バスルームポーチ
- 洗濯ネット
- 巾着袋
- 風呂敷
- IKEA ISTAD
コツ④ 空の袋の重要性。お土産バッグと洗濯ネット
空のお土産バック
使い古した下着や洋服を持って行き、現地で処分すれば多少荷物は減りますが、基本的にはお土産(自分用含む)で帰りの荷物は増えるもの。
行きのスーツケースにはギチギチに詰め込まず、お土産用のスペースを確保するようにして、空の薄軽折りたたみバッグを忍ばせておきます。
旅も終わりに近づいてから焦ることのないよう、お土産はなるべく早いうちに、現地のスーパーなどで購入するのがおすすめです。
賛否あるかと思いますが、こちらで事前に購入して自宅に送っておけば、そもそもお土産用のスペースも袋も不要。
現地価格とはいかなくても、お土産を買う手間・時間・スペースを考えると、それほど高いとも思いません。
フランスだけで100種類以上あるので、有名なお土産はどんなものがあるか事前にチェックしてみるといいでしょう。
空の洗濯ネット
着用済みの洋服や下着をまとめておけるように、空の洗濯ネットを何枚か用意しておくと便利です。
旅行から帰ったらすぐに、洗濯ネットごと洗濯機にポンポン入れてお洗濯スタートできます。
コツ⑤ 洋服はクルクル巻きでクッション化
シワになりにくい洋服のたたみ方は2種類あって、クルクル巻き、バタバタ折り(ミルフィーユ方式)などと呼ばれています。
バタバタ折りは、開いたスーツケースなどに洋服をたたまず重ねていき(袖などはみ出た部分はそのまま)、最後にはみ出た部分を内側に織り込んでいくというもの。
衣類がかさばりがちな秋冬や、巻く時間すら惜しいほど切羽詰まっているときなどは使える技ですが、どこに何を重ねたか分かりにくいので、わたしはクルクル巻き派です。
クルクル巻きは、洋服の左右を内側に折って長方形に整えたら、下の方からクルクル丸めて筒状にするやり方。
壊れやすいヘアアイロンなどを巻き込んだりもします。
海外でのスーツケースの扱いは丁寧とはいえない(バンバンふん投げられたりしている)ので、巻いた衣類はクッション代わりにも活躍してもらいます。
ちなみに以前は圧縮袋を使っていたのですが、シワになりやすい、通気性よくない、取り出すときにガサガサ・チクチクするのが嫌なのでやめました。
コツ⑥ かさばる衣類や貴重品は身に着ける
- 重くてかさばる洋服や靴
- 機内で使うネックピロー、大判ストール
- 絶対に失くしたくないアクセサリー
こういうかさばる衣類や貴重品などは荷物に詰めず、当日身に着けてしまえば重量やスペースを稼げますし、紛失・盗難予防にもなります。
ただ出発前に忘れないように、一箇所にまとめておくなど何らかの工夫が必要ですね。
コツ⑦ 下着などの小物は泊数分不要
下着、靴下などの小物は、旅行先でちょこちょこ手洗いすれば、泊数分持って行かなくても大丈夫です。
わたしは長めの旅行でも2〜3セットで足ります。
ヨーロッパのホテルにはタオルウォーマーがあることが多いので、スイッチをONにして干しておけば、一晩でだいたい乾きます。
多少乾いてなくても、ドライヤーすればOK(真冬以外)!
コツ⑧ 靴はシャワーキャップに包む
靴は片足ずつ(面倒なら両足まとめて)シャワーキャップで包むと、周囲のものを汚さずに済みますし、傷予防にもなります。
汚れが気になる場合はシャワーキャップで包んだ後、靴袋やビニール袋へ。
型崩れ防止に、ポリ袋に包んだ靴下などを靴の中に詰めてもいいですね。
コツ⑨ アクセは個装。ピアスはボタンに通す
アクセサリーは個別に小さめのジップロック(100均でOK)に封入します。
ピアスはボタンの穴に通してキャッチを留め、ジップロックに入れると壊れにくいです。
コツ⑩ 液体物のボトルとキャップの間にラップ
液漏れが心配な液体物のボトルは本体とキャップの間にラップを一枚かませると、なぜか漏れにくくなります。
心配ならさらに本体をラップでぐるぐる巻きにしてジップロックへ。
もし機内に持ち込む場合は、100ml以下の容器に詰め替えて1L以下のジップロックなど(私は無印のTPUクリアケースを愛用)にまとめる必要がありますのでご注意を。
コツ⑪ クリームはコンタクトケース
コンタクトケースは液漏れに強い頼もしいトラベルアイテムです。
私はコンタクト用とは別に、保湿兼下地クリームとBBクリームを詰めたやつを用意します。
(旅行の日数に応じて2〜3個)
コツ⑫ 粉物にはコットンを挟む
割れたら困る粉物コスメは、コンパクトにコットンを挟んでおくと割れ予防になります。
毎回実践しているわけじゃありませんが、心配な方はぜひ。
コツ⑬ 便利なはかりで重量一発チェック
すべて詰め終わったら総重量チェックです。
その際にあると超便利なのがこれ。
規定内の重さに収まっているか簡単にチェックできます。
体重計のように上に乗せるのではなく、引っ張り上げて量るスタイルが画期的。
コツ⑭ スーツケースの鍵は自宅の鍵とドッキング
スーツケースの鍵はなくすと地味にクリティカルなアイテムです。
以前やってしまった大失態として、さっきまで手元にあったスーツケースの鍵が、出発直前になぜか忽然と消えた(なくした)ことがありました。
時間ギリギリで探し続けるわけにもいかず、さいわい鍵をかける前だったのでそのまま出かけて現地で南京錠を購入しましたが、あのときの心細さと焦りたるや……。
小さくて目立たない鍵でキーホルダーも付けておらず、無意識に家の鍵より軽く考えていたかも…?
以来、前日にキーホルダー付きの自宅の鍵とドッキングさせて、失くさないように注意しています。
コツ⑮ 同行者とシェアする
究極のハックが、同行者と荷物の分担を決めてシェアすることです。
ヘアドライヤーや
相手が忘れたら終わりというリスクもありますが(笑)、協力し合って身軽な旅にしたいものです。
以上、荷造り・パッキングのご参考になれば幸いです★
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